平成16年11月20日、今回で10回目を迎える北海道印刷人フォーラムが今年初めて札幌を離れ旭川で開催された。全道各地の青年印刷人39名の参加を得た。

●第1部
 旭川地場印刷業でも最も最新の技術とシステムを誇っている椛獄k海さんのご協力を得、工場見学、その後「予備紙削減の取り組み、自社伝票管理システム」と題し説明とそれに至った経過等を講演していただき非常に参考になったと思われる。

●第2部
 旭川から全国に向け発信し今最も話題になっている「水を使わないバイオトイレ」を商品化した正和電工椛纒\取締役橘井敏弘氏から「地球環境にやさしいエコバイオトイレについて」と題し講演をいただいた。何故この「エコバイオトイレ」の発想に至ったか、何故環境にやさしいのか、約1時間30分に亘り拝聴。その後工場見学、実物にふれて理解を深めることができた。最近特に言われている環境の悪化による社会に及ぼす影響を考えると、我々の経済活動をより資源の無駄なく、効率的に利用する循環型社会としての一企業の責任を痛感させられた。

●第3部
 27名の参加を得、中心部3・6街北の富士にて情報交換会兼親睦会を開催。青年部委員長加藤氏の挨拶で始まる。やはり若い印刷人は元気が良く、非常に熱心に話し合いがなされ、青年部副委員長岸氏の締めで今回のフォーラムを終了した。皆さん一日ご苦労様でした。また旭川の地でお会いしましょう。(植平)